今回は、AI搭載のビストロ炊飯器(SR-V10BA)を使ってみたのでレビューします。
食べた感想は「粒感が凄い!弾力のある筋肉質なご飯!」です。
そして意外にも固めに炊き上がるので驚きました。
家電屋の店員さんからは「柔らかめが好きならパナソニック」と激推しされたので、まさか「固め」に感じるとは予想外の結果でした。
YouTubeでもビストロは「固め」とレビューしている人が多かった!
やはり実際に食べて見ないと分からないもんですね😅(柔らかく炊飯することももちろん可能です!)
では、もう少し詳しく食レポしていきます。
↓2023年モデル(私が使用した機種)
↓最新モデル
ビストロで炊いたご飯の食感はこんな感じ
パナソニックのビストロで炊けるご飯の特徴は大まかにこんな感じです。
- 筋肉質で粒感を感じる
- 甘みが引き出される
- 思ったより固め(柔らかいと聞いていたけど・・・)
- ベチャつかない(保温しても、炊き込みご飯でもネチャっとしない!)
- チャーハン向きのご飯も炊ける!(粒感+ベチャつかないから)
炊飯器には得意な炊き加減(個性)があるので、いろんな炊飯モードを使っても食感の個性は引き継がれる部分があります。
ビストロの個性は「粒感が凄い(粒立った筋肉質なご飯)」
この個性は、どの炊飯モードで炊いても共通している点でした。
匠技AIは粒感(筋肉質)が凄い
パナソニックで唯一、ビストロのみに搭載された「匠技AI」。
早速、一番お勧めの炊飯モード「ビストロ炊飯」で匠技AIの実力を試してみました。
匠技AIは9,600通りの中からAIがベストと判断したパターンで炊飯される新機能!
↓匠技AIで炊いたご飯の第一印象は粒感!
米粒の1つ1つが立ち上がっているのが伝わるでしょうか。これぞ粒感!
- 食べた瞬間「粒感」をしっかり実感。筋肉質で弾力のある歯応え
- 固めな食感と表現してしまいそうな程、米一粒一粒に存在感がある
- かと言って、「芯は残らずふっくら」料亭のご飯のように美味しかった
今まで「粒感」と言われてもピンと来なかったのに衝撃だった。
粘りはあまり感じない💦※粘りを感じたいなら「もちもちモード」お勧め!
↓ちなみに美味しいご飯の証の「カニ穴」ができると噂のビストロ。
自分で炊いても「カニ穴」ができた!
Bistro炊飯器のイマイチだった点
今まで象印の炊飯器を使っていたので、
パナソニックで使いづらいと思った点が1つありました。
「食感炊き分け」が象印より大雑把
では、解説します。
「食感炊き分け」が象印より大雑把
ビストロは「食感炊き分け」のパターンが少ない
ビストロの食感炊き分けは12通りで少ない
↓ビストロの食感炊き分けは4つに分かれていて、全部合わせても12パターンしか選べません。
- かため(1〜3段階)
- やわらかめ(1〜3段階)
- しゃっきり(1〜3段階)
- もちもち(1〜3段階)
「かため」+「しゃっきり」や「やわらかめ」+「もちもち」など、食感を組み合わせて炊くことはできません。
パナソニックの中で最上級ランク機種ですが、このようにビストロは応用が効かない部分があります。
象印の食感炊き分けは49〜121通りで豊富
象印なら、49〜121通りで食感炊き分けが可能。
ビストロが12パターンに対し、象印はかなり多い!
象印の食感炊き分けが充実している理由は、
象印の中ランク以上の機種には「わが家炊き」と言う機能が搭載されているからです。
↓わが家炊きについて
- 水の量を変更せず、前回食べたごはんの感想を炊飯器にアンケート形式で回答
- アンケートをもとに炊飯器が自動で炊き方を微調整
- 炊くたびに好みの味に進化、自分好みのオーダーメイドな炊き上がりが実現
- パターン数は機種により、121通り、81通り、49通りの3タイプ
↓私が使用していた象印の機種【NW-CB10】を例に解説します。
私の家のは「わが家炊き」搭載機種の中で一番安い機種ですが、それでも49通りの食感炊き分けができます。
↓「わが家炊き49通り」だと以下のようになります。
象印は「かため」+「しゃっきり」や「やわらかめ」+「もちもち」など食感を組み合わせることができます。
- この機能、本当に画期的で4回くらい食べる度にアンケートに答えて炊飯したら、夫婦2人の好みに合うベストな食感に出会えて毎日美味しいご飯が食べれて最高です。
食感を組み合わせて自分好みの食感に調整できるのが、ビストロとの違い!
「わが家炊き」の中で最少の49通りでも大満足!ただし、非対応機種との差は大きいので、象印を選ぶなら「わが家炊き」対応をお勧めします。
↓私が購入した象印の炊飯器のレビューはコレ
ビストロと象印の食感炊き分けの違い まとめ
↓ビストロと象印の「食感炊き分け」の違いをまとめます。
- ビストロは12パターンしか炊き分けられない(最上級グレードでも)
- 象印は49〜121パターンの食感調整が可能(中ランクから最上級グレードまで)
自分好みに食感調整するなら、象印の方がより繊細に食感調整ができると言うことです。
ビストロにしかない目玉機能
ビストロ炊飯器の目玉機能を紹介します。
象印を使っていたので、逆にビストロの良さを感じた点が3つあります。
- 匠技AIは炊飯中にAIが大活躍
- おこげが炊ける
- 内蓋が洗いやすい
では、解説します。
匠技AIは炊飯中にAIが活躍
↓目玉はまさに!!!
ビストロは「炊飯中もAIが活躍」がミソ!
従来の炊飯器は、炊飯前にコースを選んだら、お米や水分量の状態に関係なく、決まったプログラム通りに炊き上げるだけ。
そのため、お米の種類や浸水時間、水分量の微妙な違いに対応できず、炊き上がりにムラが出る可能性がありました。
↓匠技AIは炊飯中にお米の状態をリアルタイムで検知し、AIが最適な炊き方を判断
お米の吸水状況や温度の変化をセンサーで捉え、その場で火力や蒸らし時間を調整することで、同じコースでも毎回ベストな炊き上がりを実現できる。
ビストロ匠技AIは、どの炊飯コースを選んでも基本的に匠技AIが稼働し最適に炊き上げるので、AIを駆使した美味しいご飯が楽しめます。(※おかゆコースを除く)
バリエーションは9,600通り!その中からAIがベストに仕上げる!
ビストロと象印の食感調整の違い まとめ
↓象印の食感調整機能である「わが家炊き」とビストロの「匠技AI」の違いをざっくりまとめると、
- ビストロは『AIが考える最適な美味しさ』を提供
- 象印は『自分だけのベスト』を追求
「手軽に美味しいご飯を味わいたい」なら、ビストロ炊飯器がぴったりです!
象印なら「わが家炊き」のある機種にした方が良いよ!
↓私が購入した象印の炊飯器のレビューはコレ
おこげが炊ける!
↓ビストロで炊いた「おこげ」がこちら
- 炊き立てホヤホヤのご飯をほぐしてみたらこの状態✨
- 程よく、良い感じにお焦げがついてる〜!
- ちょっと香ばしい良い香りが立ち上ります
「おこげ」が炊ける炊飯器はちょっと珍しい。
実際、私が2023年に購入した象印の【NW-CB10】は残念ながら「おこげ」が炊けない。
茶色く焦げた部分を狙って食べるくらい好きなのに、購入時は「おこげ」モードの有無なんて気にする余裕はなく値段と睨めっこして忘れてた😅
ビストロなら「おこげ」モードが標準装備!
- 食べる前からお焦げの香ばしさにテンション上がる!
- もちもちして弾力があり筋肉質(ビストロならではの粒感が生きている)
- 噛むほどに旨みと甘みがじわっと広がる
- お焦げの香ばしさ(ほのかな苦味)がおかず要らずの旨さ!
ビストロなら、こんなに美味しいそうなお焦げが食べれちゃう!
ちなみに、象印は課金すれば「おこげ」が炊ける炊飯器はちゃんとある。
↓象印で「おこげ」が炊ける炊飯器で一番安くてお勧めなのがコレ
内蓋が洗いやすい!
ビストロのお手入れ点数は内蓋と内釜の2点のみです。
特に内蓋は、ビストロの方が洗いやすかったので違いを紹介します。
↓ビストロの内蓋が洗いやすい理由
- 圧力ボールが内蓋に無い設計で洗いやすい
- フィルター部分の汚れをポンプのように押し出せる仕様
- 食洗機対応!
普通の内蓋に見えますが、ビストロは圧力IH炊飯器なのに圧力ボールが内蓋に付いて無いのです!
↓炊き込みご飯を炊飯後の内蓋です。
炊飯後は内蓋表面は汚れるが、裏面と内蓋設置部分は綺麗さを維持できてる!
↓内蓋裏面の調圧弁を押すことでフィルター内が洗い流せる仕様になっている。※フィルター自体は取り外せない
↓ちなみに、象印の内蓋(圧力ボール付き)はこんな感じ
象印の内蓋も同じように掃除できるが、ビストロの方が汚れがつきにくかった!
象印は圧力ボール部分とフィルター部分の汚れが付きやすい。しかも、象印は食洗機「非対応」。※象印は圧力ボール、フィルター共に取り外しできない
↓ビストロの内蓋を拡大するとこんな感じ
象印とビストロを比べると、ビストロの方が清潔を保ちやすい!
口コミでよくある不具合
ビストロを使い始めて約1ヶ月くらいですが、不具合は特に感じません。
ですが、口コミに気になったものがあったので紹介します。
タッチパネルの故障
「タッチパネルが故障した」と言う不具合
↓従来の炊飯器や他メーカーの炊飯器とは違い、ビストロにはボタンがありません。
全てタッチパネルで操作が完了するのがビストロ。
スタイリッシュで近代的なデザインに惹かれて購入する方も多いです😆
↓ですが、Xにはこんな投稿がチラホラ
濡れた手だと反応しにくいらしいですが、私は今のところタオルでペッペッと雑に拭いた手で操作しても問題なく動きます💦
不具合があった際はメーカー保証を利用するようにしましょう!
私が利用したBistro炊飯器のレンタルサービス
私はfoodable(フーダブル)と言うパナソニック公式が運営するレンタルサービスを利用した!
ビストロのデザインに惹かれつつも、「ビストロは柔らかめに炊ける」という店員さんのアドバイスで象印【NW-CB10】を購入した私ですが、
レンタルサービスでビストロを試したらびっくり!
思ったより「かため」で、粒感が際立つ筋肉質なご飯が炊けるじゃないですか!
これを知っていたら、ビストロを買ってたな…😅ってプチ後悔した訳です。
あの店員さん本当にビストロのご飯食べたのかな?ビストロの超特徴的な「粒立ちご飯」をアピールポイントにしないなんて😅💦
foodableは炊飯器をレンタルすると、
「ご飯ソムリエ厳選の50種類以上の銘柄から毎月6銘柄を自分で選べる」と言う特典付きなので、
↓ちゃっかり銘柄炊きも楽しみました
匠技AIが銘柄ごとにベストな炊き加減で炊いてくれるから、銘柄によって食感や味の違いを知れて楽しい😆
foodableのレンタル機種は新品が届きます!
他にもオーブンレンジやオートクッカー(自動調理鍋)など、いろんなパナソニックのキッチン家電が試せますよ😆
配送時も丁寧な対応で安心できました😌
↓店員さんに聞いた大手炊飯器メーカーの特徴はこちら
ビストロの値段について(型落ち品でも十分満足)
↓ビストロの最新モデルは約10万円です。いきなり購入するには震えるほどの高級品。
ですが、年式が1つ前の型落ちになれば、約6万円と価格がグンと下がります😆
↓私がレンタルした型落ちのビストロ(SR-V10BA)は、めちゃくちゃ美味しいご飯が炊けました!
実は、最新モデルと型落ちは品番が違うだけでスペックはほぼ同じ。
2024年夏まで最新モデルとして販売されていた機種が半額なんて、型落ちを選ばない理由が見つからない💦
↓ちなみに、私が2023年に店員さんの勧めで購入した象印【NW-CB10】は、当時5万円でしたが今では4万円で購入可能。
店舗では型落ち品が置かれていないことも多いので、当時の価格差(ビストロ10万円、象印5万円)とコストを考えて象印を選びましたが、
正直、値段を気にしなくて良いなら「ビストロの方が美味しい!」です🤫※個人的感想
次に炊飯器を買うなら、やっぱりビストロだなーと密かに思っています💦
ビストロ最新モデルと型落ちモデルの違い
最新モデルと型落ちは以下2つが具体的に違います。
- 匠技AIが進化
- AIが米の量を判別して最適に炊き分け、保温中もご飯の残量に応じて温度を調整。ご飯のうるおいが持続し、おいしさがアップ!
- 具材たっぷり炊き込みごはん
- 従来の2倍の具材(75g→150g/合)が使用可能。例)鶏肉1枚など大きな具材も炊き込めるようになった!
最新モデルと型落ちの価格差は4万円するので、この違いだけだったら私は型落ちで良いかなと思いました💦
↓今回私がレビューした型落ちがこちら
↓最新モデルはこちら
まとめ
ビストロのレビューをまとめます。
↓ビストロで炊いたご飯の食感は粒感が特に際立っていました。
- 筋肉質で粒感を感じる
- 甘みが引き出される
- 思ったより固め(柔らかいと聞いていたけど・・・)
- ベチャつかない(保温しても、炊き込みご飯でもネチャっとしない!)
- チャーハン向きのご飯も炊ける!(粒感+ベチャつかないから)
店員さんは「やわらかめ」って言ってたけど、思ったより固めだった!他にも固めとレビューしている人と割と居た💦
↓特にビストロが一番お勧めしている「ビストロ炊飯」で炊いたご飯の食感は以下のとおりです。
- 食べた瞬間「粒感」をしっかり実感。筋肉質で弾力のある歯応え
- 固めな食感と表現してしまいそうな程、米一粒一粒に存在感がある
- かと言って、「芯は残らずふっくら」料亭のご飯のように美味しかった
↓ビストロがイマイチな点は以下のとおりです。
- ビストロは「食感炊き分け」が4つの食感が各3段階調整の計12パターンしかない
象印の「わが家炊き」搭載機種なら49〜121パターンある!
- タッチパネルが故障したり反応が悪いことがある
耐久性や機能性、食感の好みが合うかをレンタルして確かめることができて良かった!
↓ビストロの目玉機能
- 匠技AIは炊飯中にAIが大活躍
- おこげが炊ける
- 内蓋が洗いやすい
匠技AIは炊飯中にお米の状態をリアルタイムで検知し、AIが9600通りの中から最適な炊き方を判断してくれる!
↓私が使用したビストロ【SR-V10BA】はこれ
↓最新モデルのビストロはこれ
↓ちなみに今回比較した象印の機種はこれ(私が2023年に購入した機種)
象印なら「わが家炊き」のある機種にした方が良いよ!
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