日焼け止めを買う時に「SPF50+PA++++」だからヨシ!って買い物カゴに放りこんでませんか?
SPF50+安定!!けどこれでいいのかな?
まずは敵(紫外線)の正体を知ることが大事!
それだけでは肌にダメージを与えてしまうリスクが・・・。
SPFとPAはそれぞれブロックできる紫外線が違うんです。
紫外線の種類によっても肌に与える影響は違います。
「肌の老化原因の8割は紫外線」美容ナースが患者さんにお伝えしている内容をまとめました!
まず、「SPF」と「PA」の正しい知識と紫外線の肌への影響をしっかり理解しましょう!
- 肌に影響を与える紫外線はUVAとUVB
- UVAは「PA」の高い日焼け止めで守れる
- UVAは「ハリ・しわ・たるみ」の原因!肌が黒くなるのもUVAの仕業
- UVBは「SPF」の高い日焼け止めで守れる
- UVBは「シミ・くすみ」の原因!肌の赤みや皮膚がんのリスクもUVBの仕業
敵を知る:日焼けに影響する紫外線は2種類
「紫外線は日焼けの敵」と言いますが・・・日焼けに影響する紫外線は2種類あるのをご存知ですか?
紫外線の種類を把握しておくことは商品を選ぶ上で非常に重要です。
紫外線の主な種類
日焼けに関係する紫外線の主な種類は以下の通りです。
- UVA波(紫外線A波):UVA波は波長が長く、地球の大気を通過しやすいため、年間を通じて一定の強度で地上に到達します。
- UVB波(紫外線B波):UVB波は波長がUVA波よりも短く、大気中で一部が吸収されるため、強い日差しの日により高いレベルで地上に届きます。
- UVC波(紫外線C波):UVC波は最も短い波長を持ち、ほとんどが地球の大気(オゾン層)で吸収されます。一般的に地表に到達することはありませんが、人工的な光源や紫外線殺菌装置などで使用されることがあります。
このことから日焼けに影響する紫外線はUVA波とUVB波であることが分かります。
では、具体的にUVA波とUVB波はどのような影響を肌にもたらすのでしょうか?
それを知る前に、「肌の構造」について解説しておきます。
肌の構造は3種類:日焼けに影響するのは表皮と真皮
UVAとUVBの2種類の紫外線はそれぞれ「シミ」や「しわ」など、
ターゲットにしている「肌悩み」が異なります。
まず簡単に「肌の構造」をみていこう!
このことから、日焼けに影響する肌の構造は主に表皮と真皮になるわけです!
UVAとUVBが表皮・真皮に与える影響についてみていくよ!
肌悩みから考える紫外線予防
UVAとUVBの紫外線が肌の表皮と真皮に影響を与えることがわかりました。
では日焼けしてしまった時に悩みの種となるこれらのスキントラブルは
2種類の紫外線のうちどちらの影響なのでしょうか?
・シミ
・くすみ
・しわ
・たるみ
・肌の赤み、ひりつき
・肌が黒化
肌悩み別に解説していきます。
これが分かると日焼け止めを買うときに、自分の肌悩みに合わせて日焼け止めが選びやすくなります。
しわ・たるみの原因になる紫外線
しわ・たるみの原因になる紫外線はUVA波が影響しています。
UVA波は長い波長をもち、肌の深層に到達するタイプの紫外線でしたね。
「肌の奥深く」には何があるのかというと・・・・
そうです!肌の深層には「真皮」という部分があります!
真皮にはコラーゲンやエラスチンなどの繊維組織が沢山ある部分。
この2つ(コラーゲン・エラスチン)は
皮膚のハリや弾力性を維持する上で重要な役割を果たしてるよ!
UVA波は表皮を通り越し、真皮まで深く浸透してしまう・・・その影響は?
しわ・たるみのメカニズム
肌が黒く焼けるメカニズム
シミと似てるけど、少し違うよ!
日焼けサロンのUVライトは「UVA」が使われています。
赤くヒリヒリした日焼けにならないのは「UVA」による紫外線で肌を焼いているからです。
UVAによって肌を焼くことで小麦色の肌になることができますが、
その分前述の通り、肌の「しわ・たるみ」が引き起こされてしまいます。
UVAが皮膚に与える影響は
⒈ ハリの低下
⒉ シワ・たるみ
⒊ 肌の黒化(タンニング)
となります。
これらの肌悩みのある方はUVAをカットできる日焼け止めが有効です!
シミ・くすみの原因になる紫外線
シミ・くすみの原因になる紫外線はUVB波が影響しています。
UVB波は短い波長をもち、表皮の上層に到達するタイプの紫外線でしたね。
肌の浅い部分には何があるかというと・・・
そうです!「表皮」があります!
表皮は最も外側の皮膚層であり、日焼けの初期段階での影響を受けることになります。
シミのできるメカニズム
肌が赤くなるメカニズム
皮膚がんになるメカニズム
よってUVBが皮膚に与える影響は
⒈ シミができる
⒉ 日焼けによって皮膚が赤くなる
⒊ 皮膚がんのリスクが高まる
となります。
これらの肌悩みのある方はUVBをカットできる日焼け止めが有効です。
商品表示から見る、UVA・UVBに有効な日焼け止め
日焼け止めを購入するときに表示を気にして買いますよね。
「SPFやPA」「+マークの数」で日焼け止めの効果を見ている方が多いと思います。
でもいったい「SPF」や「PA」ってなんなのか?
それぞれ解説していきます!
ハリ・しわ・たるみ予防!UVAをカットしたければ「PA」をみろ!
UVA(肌の深い部分まで到達する紫外線)の防止効果を表しているのが「PA」という表示です!
では「+マークの数」による効果の違いをみていきましょう。
PAはUVAに対する保護効果があることがわかりましたね!
ハリの低下やシワ・たるみが悩みにある方は「PA」の表記をみて日焼け止めを購入がベストです!
ではつづいて「SPF」について解説します。
シミ・日焼けの赤み・皮膚がんの予防!UVBをカットしたければ「SPF」をみろ!
UVB(肌の表面に浅く到達する紫外線)の防止効果を表しているのが「SPF」という表示です!
SPFも数字の大きさによってUVBに対する持続効果時間に差があります。
SPFの値が高いほど、UVB波からの保護効果も高くなります。
SPFの効果持続時間は計算で求めることができます。
SPFはUVB波に対する保護効果があることがわかりましたね!
肌のシミやくすみ、肌がすぐにヒリヒリと赤くなってしまうなどの悩みがある方は
「SPF」に注目して日焼け止めを購入するとベストです!
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まとめ
今回は紫外線の種類と肌の悩み別に日焼け止めを選ぶ必要性について解説しました。
- 紫外線は3種類あるが肌に影響を与える紫外線はUVAとUVBである
- 紫外線の影響を受ける肌の構造は「表皮」と「真皮」
- UVAは「ハリ・しわ・たるみ」「肌の黒化」に影響する
- UVAから肌を守るのは「PA」の高い日焼け止め
- UVBは「シミ・くすみ」「肌が赤くなる」「皮膚がんのリスク」に影響する
- UVBから肌を守るのは「SPF」の高い日焼け止め
夏本番まで後少し!自分の肌悩みに合わせた日焼け止めを使いましょう!
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