妊活前に 助成制度で風疹抗体検査・ワクチンを受けた! その方法と必要性を解説

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ゆったりライフ

今回は実際に風疹抗体検査を助成制度を利用して受け、ワクチン接種をした記録を書きます。

結婚直前・直後、妊活を意識し始めた時に絶対に夫婦でやってほしい風疹抗体検査そして検査結果によってはワクチンを受けてほしい💦ワクチンの予防効果は絶大で、今や多くの自治体で検査・ワクチン接種までをフォローする助成制度が設けられています。既に妊娠の可能性もしくは妊娠中の方も、男性(夫や彼氏、同居家族)に勧めてほしい検査でもあります。

疾患やワクチンについてはナースとして分かりやすく解説していきます💦

検査の結果、主人は抗体がなくワクチンを接種することになりました。

助成制度も利用したのでその方法についてもお伝えします。

この記事で分かること

  • ワクチンについて
  • 風疹について
  • 風疹抗体検査について
  • 自治体の助成制度について

※この記事のデータは主に厚生労働省・NIID 国立感染研究所より引用しています。

なぜワクチンを受けるのか

風疹について解説する前に、風疹ワクチンについて解説します💦

ワクチンの予防効果は絶大でなんと💦ワクチン接種によって95%以上の人が風疹ウイルスに対する免疫を獲得することができるとされています。

  • 1回接種で免疫獲得率はは95%以上
  • 2回接種で免疫獲得率は99%
  • 過去に風疹に罹患した人は終生免疫を獲得する

最も有効的な予防方法がワクチンです💦2回接種は必ずやってほしい!

※ワクチンを受けても抗体価が十分でなかったり、年月によって抗体価が低下すると感染するリスクがあります。また稀にワクチン接種をしても抗体がつかないという人もいます。

ワクチンQ&A

Q.今までの接種歴はどうやって分かる?

母子手帳・ワクチン証明書などで確認できます。接種歴がある人は風疹ワクチンもしくは麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の記載があります。※もしくは麻疹風疹ムンプス混合ワクチン(MMRワクチン)。MMRワクチンは日本では未承認ですが海外では定期接種として乳幼児に接種しているので幼少期に海外に滞在している人は接種しているかもしれません。

接種回数もチェックだよ💦分からないときは、抗体検査💦

ワクチン接種の制度の変遷により世代によって接種歴にバラつきがあり未接種の人もいます。厚労省は定期接種の空白の世代の男性(1962年4月2日〜1979年4月1日生まれ)に対し、抗体検査・ワクチン接種を2025年3月末まで無料で実施しています。

【世代別:ワクチン接種歴】

2023年現在、44歳〜61歳の男性は十分な免疫がない空白世代です。ご家族の妊娠が分かる前に抗体検査・ワクチン接種をしておくと良いです☺️💦またワクチンを2回接種していない方もワクチン接種しましょう!ワクチン2回で99%の人が免疫を獲得💦

Q.過去に風疹にかかったけどワクチンは必要?

一度でも風疹の感染歴がある人は免疫を獲得している可能性が高いです。しかし大半の人は残念ながら記憶違いをしているケースが多いそうです💦子供の頃に罹ったと聞いてるけど、実際には似た症状の別の病気だったり、検査を行わずに症状のみの診断であった場合など風疹に罹ったと断定できない場合はワクチンが推奨されます。

また例え、過去に風疹に罹っていて免疫を既に獲得していたとしても追加ワクチンによる健康被害は無く免疫力がより強化されることが期待されるため心配ありません。

抗体検査をすればワクチンが必要か分かるのではっきりしないときは検査を受けましょう💦

Q.免疫の持続期間は?

  • 自然感染で40〜50年
  • ワクチン1回接種で約10〜15年

と言われていますが、正直なところ抗体検査をしてみないと免疫が十分であるのかは分かりません。昔は自然感染によって免疫を獲得していた人も平均寿命が格段に伸びている今、免疫(抗体価)が低下している可能性があります。

抗体が無かったらワクチンすればOK☺️それを確かめるために検査するんだよ‼️

Q.妊娠中の女性もワクチンを受けれる?

受けれません。妊娠の可能性のある人、妊娠中の人は抗体の有無に関わらず、風疹のワクチンを受けることができません。風疹のワクチンは生ワクチンでウイルスを弱毒化したものです。例え弱毒化したウイルスであっても胎児の感染リスクを考え接種はできません。そのため妊活前に風疹の抗体が十分にあるか確認が重要なのです。

男性は奥様の妊娠が先に分かったとしても接種対象者です💦積極的にワクチン接種をしてね💦

Q.妊活前に注意!! 避妊期間があるって本当?

ワクチン接種後、女性は2ヶ月間の避妊期間が必要です。万が一、ワクチン接種後に妊娠が発覚したり、避妊に失敗した場合でも、世界的にみてワクチンによる先天性風疹症候群の発生は報告されておらず、そのリスクは否定できませんが、妊娠を中断する必要は無いとされています。 

一方、男性の場合はワクチン接種後、避妊の必要はありません。精子を介しての影響は心配無いとされています。これまでワクチン接種後に風疹ワクチンウイルスが精子で確認されたり、避妊をせずに配偶者(妻)もしくはパートナーの妊娠が発覚したとしても風疹ワクチンが原因で先天性風疹症候群を発症したという報告は世界的にみてもありません。

※1 風疹予防接種に関するガイドライン‐ 任意接種を実施する医師のために –国立感染 症研究所感染症情報センター 2005 年 8 月 22   産婦人科診療ガイドライン-産科編 2011

妊活スケジュールはこのワクチンの避妊期間も勘定に入れておくと良いね💦心配な時はお医者さんに相談しよう💦

Q.単独ワクチンか麻疹風疹混合ワクチン、受けるならどっち?

私のお勧めは麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)です。このワクチンは名前の通り、風疹だけでなく麻疹の予防もできます。麻疹は空気・飛沫・接触感染であり、免疫が無い人はほぼ100%発症するほど極めて強い感染力で、それは風疹よりも強い感染力です。麻疹も1回ワクチンを受けることで95%程度の人が免疫を獲得し2回接種することでより多くの人が免疫を獲得すると言われています。

風疹と麻疹って似てるけど別物。麻疹(ましん=はしか)

しかし現在、多くの自治体が実施している助成制度では麻疹は含まれておらず抗体検査・ワクチン接種も自費となります。麻疹に妊娠中に感染すると流産や早産を引き起こす可能性が高くなります。だからこそ、もし風疹ワクチンの接種を受ける機会があれば麻疹風疹混合ワクチンをお勧めします。

※この記事では実際の助成費用なども紹介しています。詳しくは「助成制度について」をお読みください。

Q.麻疹の抗体があるか分からないのに麻疹風疹混合ワクチンを受けても大丈夫?

大丈夫です。風疹抗体が(ー)の場合、麻疹の抗体価を調べずに麻疹風疹混合ワクチンを受けても大丈夫です💦たとえ、麻疹抗体が(+)の状態で混合ワクチンを接種しても影響は無いとされており、さらなる免疫力の向上が期待できます。

逆に風疹抗体検査(+)の人は麻疹の抗体を調べてみてもよいかもしれません。ちなみに私の行ったクリニックは麻疹抗体検査は自費で約4000円でした💦※医療機関によって検査・ワクチンの料金は異なります。

風疹ってどんな病気?

風疹は5類感染症です。全国で発生件数を把握する対象の疾患になります。

5類というとコロナと一緒💦

感染経路

風疹の感染経路は2つあります。1つは飛沫感染、2つめは母子感染。幼少期の定期接種の他に「妊活前に夫婦で抗体検査・ワクチン接種」を呼びかけているのは、夫婦そして社会で風疹を予防することを目的としているからです。飛沫感染により家族が感染し妊婦さんに移したり、妊婦さんからお腹の赤ちゃんに移したりという負の連鎖を断ち切るためです。

飛沫感染の例から風疹の一般的な症状を紹介します。

風疹ウイルスは飛沫感染で1人の風疹患者から5〜7人に移すとされ非常に強い感染力があります。※風疹の免疫の無い人に

同じく飛沫感染のインフルエンザは1人の患者から免疫の無い人に1〜3人に移すとされています。インフルと比べても風疹の感染力は強いです。

症状

症状がある人

潜伏期間の14〜21日の期間を経て症状が出現し、1週間程度で回復していく病気です。特徴は赤い発疹が顔から全身に広がっていくこと。痒みはあまり無く、発熱はあっても微熱程度とされます。また、子供は比較的症状が軽いですが大人は症状が強く出る傾向があり発熱や発疹、関節痛などが長引くことがあります。※個人差があり重篤な合併症を引き起こしたり入院加療になる人もいます

症状がない人

風疹の嫌なところは症状が出現する人がいる一方で、約15〜30%の人は全く症状が出ないのです。これを「不顕性感染」と言います。潜伏期間も長く無症状のため、風疹に感染していると気づかずに人に感染させている可能性があります。

人に移す時期

最も感染力が強いのは発疹出現から発疹が消失しきるまでの発疹期と言われる時期。※イラスト参照しかし、発疹出現前と発疹消退までの前後1週間くらいは感染力があるとされています。一般的に子供が感染すると学校の出席停止期間は「発疹が消失するまで」です。

先天性風疹症候群ってどんな病気?

先天性風疹症候群とは、風疹の免疫をもたない妊婦さんが風疹に感染すると胎盤を通して胎児が感染してしまう病気です。これが「妊活前に抗体検査・ワクチン接種を受けて‼️」と言われる理由です。

妊婦さんになる前に抗体を獲得しておくと妊娠後期に胎盤を通して胎児に抗体(免疫)が移行し、赤ちゃんは抗体を持って生まれてくることができます。そのため、抗体のあるママから生まれた赤ちゃんは出生後約6カ月程度までは風疹に罹らずに過ごせます。

ワクチンを妊娠前に接種しておくことは、お腹の中の赤ちゃんへの免疫というプレゼントです✨

過去に風疹の感染歴があっても治ってからの妊娠は先天性風疹症候群の心配ありません💦あくまで妊娠中に罹ってしまうことを避けたい病気です。

妊婦さんが感染すると赤ちゃんはどうなるの?

胎児が風疹ウイルスに感染すると①難聴②心疾患③白内障や緑内障④発達の遅れといった症状を持って生まれる可能性が高くなります。そして、これらの症状は妊婦さんが風疹に罹った時期が早ければ早いほど症状が重くなる傾向があります。

妊娠2ヶ月頃までは眼、心臓、耳の全てに症状があることが多く、それ以降は眼と耳に症状が残ることが多いそうです。そして妊娠20週以降は妊婦さんが風疹にかかったとしても異常なしの報告が多いというデータがあります。また、これら全ての症状をもつとは限らず、発達の遅れなどは気が付くまでに時間がかかることもあります日本小児感染症学会編:日常診療に役立つ小児感染症マニュアル2007

このように、妊婦さんが特に妊娠初期に風疹に感染すると重度の障害をもって赤ちゃんが生まれることが多く、以下の点が重要になってきます。

  • 妊娠前に夫婦で抗体検査をしておく。
  • 抗体価が少なかったり、接種歴が2回無い場合はワクチンの接種をしておく。
  • 同居家族も接種歴の確認・抗体検査をお勧めします。ワクチン接種には制度の変遷で接種歴に差があるため

妊婦さん妊娠の可能性がある方を含む)は風疹のワクチンを接種できません‼️妊娠前に必ず抗体検査・必要ならワクチン接種をしてください💦理由はQ&Aで解説してます💦

風疹の流行について

風疹は主に春先から初夏に流行します。

最新の流行状況

NIID 国立感染研究所による2023年7月5日現在の全国の風疹報告者の状況をお伝えします。

  • 3月に今年初めて感染者が報告され毎月2人づつくらいの間隔で感染者が出ています
  • 今年の感染者数は今のところ合計8人です。(2023年7月5日現在)
  • 発生都道府県は群馬県1件、埼玉県1件、東京都4件、大阪府2件(2023年7月5日現在)
  • 感染した8人のうち、男性3人(6歳、34歳、41歳)女性5人(31歳、38歳、40歳、70歳以上が2人)
  • 感染した8人のうち、7人はワクチン接種歴不明、1人は未接種
  • 感染した8人のうち国内感染が6人、国内・国外不明が2人

過去の流行状況

昔は5年ほどの周期で感染者が爆発的に増えた時期がありました。ワクチン接種も昔は男女で接種回数が違ったり、未接種の方が多くいたことが原因でした。現在は多くの人がワクチンによる免疫を獲得していますが、地域的な流行や小さな流行は度々発生していました。

【局地的な流行をみせていた時期】

  • 2002年(平成14)局地的な流行あり
  • 2003年〜2004年は流行地域が増加
    • 先天性風疹症候群10人(例年は0〜1
  • 2004年に厚労省が「風疹流行及び先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言」を発動
    • その後一旦流行は抑制された

【大流行の時期】

  • 2011年に海外帰国後に発症する輸入例が数例、福岡県、大阪府、神奈川県で地域流行
  • 2012年〜2013年に全国で16000人を超える大規模な流行となる
    • 感染者1600人のうち、約90%が成人
    • 男性が女性の3倍多く感染
    • 先天性風疹症候群45人
  • 2014年以降流行は抑制される

【再び大流行、徐々に終息の時期】

  • 2017年は年間93人(暫定)が感染し約70%が成人で男性が女性の2倍多く感染
    • 93人中15人は海外で感染し帰国後の発症する輸入例
  • 2018年は2917人、2019年は2306人が感染し全国的に大規模な流行となる
    • 2019年に先天性風疹症候群4
  • 2020年以降は流行は抑制される(2020年100人、2021年12人、2022年15人)
    • 先天性風疹症候群は2020年1人、2021年1人、2022年0人
  • 2023年7月5日現在風疹感染者8人

※NIID 国立感染研究所よりデータ引用

風疹の流行から分かること

①先天性風疹症候群とワクチンの接種回数

  • 2012年〜2013年の間に先天性風疹症候群が45人報告されたうちワクチン接種歴が2回ある母親はいなかった。
  • 2019年〜2021年の3年間に先天性風疹症候群が6人報告されたうちワクチン接種歴が2回ある母親もいなかった。6人中接種歴1回だった人が3人、不明3
  • 6人のうち妊娠中に風疹に罹患したと確認できていたのが2人。妊娠週数はそれぞれ9週と10週

このことから、必ず2回接種することが重要です。感染者のデータをみると、未接種・接種歴1回までの人は感染していますが2回接種した人に感染者はいません💦風疹ワクチンは1回で95%の人が免疫を獲得できますが残りの5%の人は獲得できないのです。2回接種することで99%まで免疫獲得率を上げることができます💦

風疹は無症状で経過する場合もあるため妊婦さんが気づかない間に風疹に感染し出産後に初めて先天性風疹症候群を発症している事実を知ることもあるのです。

※NIID 国立感染研究所よりデータ引用

②風疹の流行はいつ起きるか分からない

流行状況から分かるように感染力が強いので感染する時は一気に感染していきます。また、2回接種をする人がほとんどの現在でも風疹の感染者は毎年報告されています。昔はワクチン接種制度の変遷による影響から男性の感染者が女性より多い状況でした。現在は男女関係なく定期接種しているため2023年7月までの今年のデータをみても男女差はあまりありません。

また、近年はコロナ禍だったこともあり海外で感染し国内で発症する輸入例は減少していましたがコロナが5類感染症となり海外旅行に行く人も増えて来ている今、油断はできません。

風疹は潜伏期間が長いから怖い!

助成制度について

風疹の抗体検査・ワクチン接種は多くの自治体で助成制度を設けてくれています。まずはご自身のお住まいの市または保健所のホームページなどでご確認ください。

対象者

🔹風疹の免疫のない方を対象に風疹予防接種費用の一部を助成してくれる制度です。

  • ⚪︎⚪︎市内に住民登録がある方(住民票があるところでないとダメ

市によっては接種当日に住民登録が変わっていると受けれないと明記しているところもあります💦結婚などで住所が変わるときは注意してね💦

🔹「更に次のいずれかに該当する方」としてあげられることが多い項目がこちら

  • 妊娠を希望または予定している女性※女性の年齢に20歳以上など細かく年齢制限があるところも💦
  • 妊娠を希望または予定している女性の配偶者または同居者
  • 妊娠している女性の配偶者(パートナー※婚姻関係問わず

【対象除外例】

助成制度の対象の有無に限らず妊娠中の女性、そして妊娠の可能性がある方も対象者にはなれません。また、自治体によって風疹ワクチンの接種歴が2回ある人や風疹に罹ったことがある人、既に自治体の風疹の助成を受けたことがある人などは助成対象から除外されることがほとんどです。※各自治体のHPで確認してください。

🔹自治体によって更に対象者を拡大しているところもあります

  • 昭和54年4月2日以降に生まれた20歳以上の男性
  • 昭和33年4月2日から昭和37年4月1日までに生まれた男性

※自治体の助成制度とは別に厚労省では定期接種の空白の世代の男性(1962年4月2日〜1979年4月1日生まれ:昭和37〜昭和54年に対し、抗体検査・ワクチン接種を2025年3月末まで無料で実施中です。

助成対象の検査とワクチン・助成金額

【対象検査とワクチン】

  • 風疹抗体検査 
  • 風疹単独ワクチンor麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)

【助成金額】

🔹風疹抗体検査は検査結果に関わらず無料で実施してくれるところがほとんど※実施医療機関要確認

助成制度で対応しているのは風疹抗体検査のみです。

他にも気になることがある場合は助成制度とは別に、ブライダルチェックと言って、性感染症、肝炎などの感染症、子宮の検査、ホルモン状態などを調べる検査をしてくれる医療機関もあります。ブライダルチェックは自費診療です。費用の相場は1〜3万円と言われいますが、検査項目の数やセットメニューを設けていたりとクリニックによって左右します。

🔹ワクチン接種費用は助成金額だけでは賄えない。※自己負担が多少必要となる

抗体(−)の場合のみワクチン接種の助成対象です。単独ワクチンと混合ワクチンで助成金額がそれぞれ違う自治体もあれば、どのワクチンも一律の助成金額を設けているところもあります。

私の自治体は検査費用は無料。ワクチンは単独・混合に関わらず一律3000円の助成でした。私の病院では自費で混合ワクチンを接種すると9500円なので助成制度利用後の自己負担額は6500円となります。※医療機関使用するワクチンの種類によっても料金は異なります。

※自治体の助成金額に差があるので地域によっては6000円以上助成してくれるところもありました。

【支払いと助成金額の受け取り方法は?】

自治体によって異なりますが下記の2択が多いです。

  • ①接種後に医療機関の窓口で全額を支払い、後で申請手続きをして助成金額を受け取る(償還払い)
  • ②事前に自治体で申請手続きをし、接種後に医療機関であらかじめ助成金額を差し引きされた残りの金額を支払う

実施医療機関

必ず、実施医療機関(協力医療機関)を確認しましょう。※実施医療機関でないと助成が受けれません

産婦人科だけでなく、内科・皮膚科などいろんな診療科が協力病院になってくれてるよ💦男性も行きやすいね💦

申請方法

下記のものを準備すれば申請でき、手続きは難しくありません。

  • 自治体のHPのPDFをプリントし記載する書類が2つ※直接窓口でも記入できると思います
  • 医療機関でもらう領収書※「予防接種名の記載され且つ⚪︎ヶ月以内に申請」など規定がある場合があります
  • 予診票のうつし、風疹の抗体検査の結果の写し
  • 償還払いの場合:預金通帳など

助成制度の対象者や助成金額、申請方法などは自治体によって異なります💦必ず自治体のHPなどで確認してね💦

実際に風疹抗体検査を受けてきた!

私たち夫婦は助成制度協力病院の中で自宅から近いファミリークリニックで検査してきました!ちなみに私達が行ったところは予約不要でした。病院によっては要予約のところもあるかと思いますが、抗体検査は大掛かりな検査では無いので、予約不要のところが多いと思います。※事前に問い合わせをしています

検査方法と検査前の注意点

血液検査で分かります。スピッツ1本とるだけです💦

【検査前の注意事項】

とくにありません💦

  • 食事・飲水制限ありません
  • 前日の飲酒や当日のカフェインの制限もありません
  • サプリの制限もありません

検査の結果はどのくらい?

医療機関によって結果が分かるのに多少差はありますが基本的には1週間もあれば分かります。

私の場合ですが、もし検査の結果(ー)なら、結果を聞きに行った日にワクチン接種もそのまましたいと思っていました😅早めにワクチン接種をしたい方は検査結果と同時にワクチン接種が可能か確認しておくと良いです☺️💦

理由はワクチン接種後、女性は2ヶ月の避妊期間が必要だからです💦妊活スケジュールの中に風疹ワクチンも入れ込みましょう😊✨

検査の結果からワクチン接種までの流れ

私たちのクリニックは結果が分かったら電話で先に結果を教えてくれました💦なので検査を受けてから土日を挟んで5日で結果が分かりました。

結果としては旦那さんが抗体(ー)でワクチン接種が必要でした💦検査から接種までは僅か1週間という、最短スケジュールでした☺️💦

実際に風疹ワクチンを受けてきた!

ワクチンを接種するとワクチンのロット番号が記載されたシールを控えとしてもらえます。

ワクチン接種後に助成制度の申請手続きをする場合は、医療機関から予診票の写しや領収書なども一緒にもらえるので自治体に申請しに行く際に持参する必要があります。※自治体によっては申請手続きは接種前に実施するところもあります。必要書類は自治体により異なります。

ワクチン接種前の注意点

とくにありません💦

  • 食事・飲水制限ありません
  • 前日の飲酒や当日のカフェインの制限もありません
  • サプリの制限もありません

ワクチンは皮下注射💦インフルと同じで肘に近い方に接種します💦

ワクチン接種後の注意点

  • 飲酒禁止
  • 激しい運動禁止
  • 接種部位を清潔に保つ(入浴OK、接種部位を強く擦るのはNG)
  • 体調の観察(接種部位は揉まない)
  • 接種者が女性の場合:女性は2ヶ月間避妊が必要 
  • 接種者が男性の場合:男性は避妊の必要はありません

※避妊についてはQ&Aで理由を解説しています

まとめ

私たち夫婦は助成制度を利用し無料で検査を受け、そして抗体(ー)の旦那さんはワクチン接種もしました。助成制度によりワクチン接種の自己負担は6500円のみ💦このように夫婦で妊活を始める前に抗体検査をして免疫があるかを確認することは非常に重要です💦

そして抗体が無い人がワクチンを打つことは、自分が風疹になるリスクが低下するだけでなく、これから生まれる我が子やワクチンを接種しても免疫の付かない体質の人、そしてとくに妊婦さんに移すリスクを格段に減らすことに繋がります。ぜひ受けてほしいと思います。

妊娠を考える夫婦だけでなく、これから祖父母となるご家族の方の接種歴を確認しておくこともお勧めします。(兄弟含む同居家族も)

今回の記事で大切なことをまとめます💦

  • 風疹は感染力が強いがワクチン1回で95%、2回接種で99%免疫を獲得できる
  • 風疹ワクチンは未接種や1回のみの場合もあるため必ず2回接種しよう
  • 先天性風疹症候群は妊娠初期に最も胎児への影響が大きい
  • 先天性風疹症候群の赤ちゃんの母親はワクチン接種歴が2回無い人が多い
  • 麻疹風疹混合ワクチンを接種することで風疹だけでなく麻疹のリスクも下げることができる
  • 風疹ワクチンは妊娠の可能性、妊娠中は接種できない。また接種後2ヶ月は女性は避妊が必要。夫婦で妊活前に抗体検査・ワクチン接種をしよう

妊活前から飲むおすすめ葉酸サプリ

風疹抗体検査・ワクチン接種のほかに妊活準備として忘れちゃいけないのが「葉酸」の摂取です。

厚労省は妊娠を希望する女性に、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減らすために十分な葉酸摂取を促しています。

葉酸は妊娠してからでなく、むしろ妊娠初期に十分な摂取量を確保していることが重要

初回購入は公式が一番お得です。画像は公式より引用。

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