介護脱毛は自分のためにも、家族のためにもメリットしかない!!!
介護脱毛をするオススメのタイミングは?
病棟ナース、美容ナースで経験した立場から伝えられる情報です!
●この記事に書いてあること●
・介護脱毛を始める人は排泄介護をしてくれる人のことを考えている。
・介護脱毛はデリケートゾーンの清潔を保ちやすい。
・介護脱毛は毛が白髪になってからでは効果がない。黒いうちに脱毛しよう。
介護脱毛とは
介護を見据えてのデリケートゾーン(陰部)の脱毛のことです。(アンダーヘアの脱毛)
介護脱毛について詳しくお話する前にまずは簡単なデリケートゾーンの脱毛において「V I O」という言葉についてさらっと解説しますね!
デリケートゾーンの分類(パーツ分け)
デリケートゾーンは「V」「I」「O」の3つに分かれます。
Vラインは主に前から見た時のパンツラインですね。
Iラインは恥骨から肛門にかけての間の部分。
Oラインは肛門周囲。
クリニックによって細かい範囲の指定は多少異なるかと思います。例えば、Oラインとは肛門周囲◯cmの範囲まで。など。
また、VIOの範囲には粘膜部分が存在しますが粘膜への照射は火傷のリスクがあるためできません。ギリギリに攻めて照射してくれるところもありますが、粘膜から◯mm離した部分までが照射範囲と安全のために決まっているところもあります。
なぜ注目されるのか!介護脱毛!
このVIOの脱毛、今とっても注目されているんです!!!
若い子だけでしょ?
いえいえ、そんなことありません!
70代近くの方まで脱毛のカウンセリングを受けに来院される方、いらっしゃいました。
理由は介護脱毛!
「死ぬまで、トイレで誰の力も借りずに排泄できる」誰もが望むことですよね。
ですが、これって結構難しいことなんです。
歳を重ねるごとに排泄機能は衰えますし、病気になることもあるでしょう。
身体は健康であっても認知機能の低下によって認知症や脳血管疾患などで、排泄動作が自力では困難になる方もいます。
すると頼りになるのは尿取りパッドやリハビリパンツ、オムツになりますね。
自分で汚れたら交換できるうちはまだいいでしょう。
しかし、自分でできなくなってしまったら?
病院や施設では看護師や介護士さんがケアに入ります。
家だったら? 介護サービスに頼らない限りは「家族」がお世話することになりますね。
介護が必要になった自分を助けてくれる人は誰ですか。
旦那さん、奥さん、お嫁さん、子供たち・・・。
あなたの家族にお願いすることになってきます。
介護脱毛のメリット
メリット①
介護の時までに、デリケートゾーンの脱毛をしていれば排泄ケアの負担は格段に減ります。
病棟ナースだった頃、排泄ケアをすることは日常茶飯事でした。
寝たきりになり、オムツで排便することになったとしましょう。
すると、VラインやIラインの方に便が上がってきてしまうことが多々あるのです。
そして、アンダーヘアに付着してしまう。時間が経ってしまうと固まって取りにくくなる。
アンダーヘアが整っていれば、介護する側としては楽なのは間違いないのです。
ご家族のことを考えて、脱毛しようとしている人が近年、確実に増えているのです。
そして、羞恥心を伴う部位のケア。
本来ならば、自分のことは自分でしたい。でも手を借りるしかない。
そうなった時に、少しでも、そのケアの時間を短くしたいと思いませんか。
ベッド上でオムツを開けて、お尻拭きで綺麗にして、お湯で流し泡で洗って、拭き取って。
介護に慣れてないとなかなか大変です。
メリット②
また、清潔という観点からお話をすると、排泄物には沢山の菌がいます。
アンダーヘアに排泄物が付着したままである状況は不潔以外にないですよね。
病院や施設で生活するようになると、お風呂に毎日入れなかったりします。
体力が低下していてお風呂に入りたがらない人も多い。
免疫力が下がって来たりすると、その菌が尿路に侵入し膀胱炎になったり、
ムレるとカンジタ症や湿疹などの別の病気になったりする可能性も出て来ます。
デリケートゾーンのトラブルって結構、ストレスです。
アンダーヘアを脱毛しておくことでデリケートゾーンを快適に保ちやすくなります。
介護の時までに介護脱毛しときませんか
美容クリニックでカウンセリングをしていると
「介護脱毛したくて来ました」という方や
「母にVIOの脱毛を勧めたくて先に話を聞きに来ました」という方など沢山相談に来られます。
そうでない方もクリニックやSNSの広告で目にするのです。
「介護の時までに、介護脱毛しときませんか」 という言葉を。
そして、50代、60代、70代と年齢を重ねて初めて脱毛をしてみようと足を運ぶわけです。
いつか自分が誰かに排泄のケアをお願いする、その時のために
介護脱毛オススメのタイミング
オススメのタイミング
そんなあなたに一つだけ、最後にお伝えする注意点があります。
介護脱毛は「陰部の毛が黒いうちに」という点です。
ほとんどの脱毛機器は、「毛のメラニン(黒い部分)に反応して脱毛していく」という方法で脱毛しています。色素が薄いと反応が悪くなってしまうのです。ですから色素の薄い産毛はなかなか脱毛できないな・・・って声をよく聞くのです。
同じ理由で「白髪」になってしまった毛の脱毛はなかなか難しい。
「毛が黒いうちに」というのが介護脱毛を考えた時のタイミングなのです。
脱毛は1回ではなかなか、目に見えた変化は起きません。とくに、VIOは毛が濃く毛量も多い部分です。複数回の脱毛を行って綺麗になっていきます。ですから早め早めの行動が吉です。
全部の毛を脱毛しないといけないの?
VIOの範囲の毛を全て脱毛しなくても大丈夫です。
とくに、Vラインに関しては毛を残したい方もいますよね。好みの毛量や形にすることもできますので、気になるクリニックで脱毛のカウンセリングを受けてみてくださいね。きっと丁寧に説明してくれると思いますよ。
おすすめの「Vラインの形」などもまた記事にしていこうと思いますのでそちらも更新され次第ご覧になって頂きたいと思います。
また、クリニック選びに悩んでいる方はぜひこちらの記事を参考にしてくださいね!
まとめ
・介護脱毛を始める人は排泄介護をしてくれる人のことを考えている。
・介護脱毛はデリケートゾーンの清潔を保ちやすい。
・介護脱毛は毛が白髪になってからでは効果がない。黒いうちに脱毛しよう。
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